
みなさんこんにちは!DELIFEの革職人の高野です。
今日は革砥を作る3つのポイントの話について綴ります。 革砥とは?

革に研磨剤を刷り込んだ物を革砥といい刃を研ぐ事ができる物です。
床屋でカミソリを仕上げるのにも使っていますよね。
僕たち革職人が使う革包丁の砥ぎ仕上げにも使っていて、『あ、切りづらくなってきたな』と言う時に大活躍です。料理で言うとシャープナーです。
さて、革砥の作り方ですが
用意するもの ルージュスティック、青棒(研磨剤)、ミシンオイル ①ルージュスティックの床面にミシンオイルを垂らします。


完全に垂らしすぎました。こんな時は拭き取ってくださいね。
②青棒を刷り込む


研磨剤の青棒をミシンオイルのヌルヌル感がなくなるまで刷り込んでいきます。
これだけです。カンターーーん
きれなくなってきたら砥ぎますが必ず引き砥ぎのみで行ってください。

その後、裏面についている銀面でさらに仕上げます。

これでキンキンの革包丁を維持する事ができます。下記URLは解説動画になってます↓
https://www.youtube.com/watch?v=TjOksfFr0QY レザークラフト好きの方々は革砥作って見てくださいね。
それではみなさんまた明日〜!